株式会社ジェイ・エム・エスは水質分析計の開発・販売会社です。

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製品情報

シリカイオン濃度分析計
型式:SI-4000S
特長
 □信頼性と経済性
 □簡単メンテナンス
 □自動校正機能
 □自動洗浄機能
 □リアルタイムトレンド・グラフ表示機能
 □電装部と通水部の隔離
 □アナログ出力によるループ負荷チェック機能
 □サンプル水温調機能装備
 □検量線自動切り替え機能
 □測定結果メモリー機能
概要
SI-4000Sシリカイオン濃度分析計は、測定サンプル水中に含まれるシリカイオン濃度を分光学的に連続測定する装置です。装置内には長尺光学セルが採用され低濃度のシリカイオン濃度を正確に測定することができます。本装置では、標準分析法として確立されているヘテロポリ・ブルー法(モリブデン酸-青)を測定原理として採用しています。測定サイクルの調整機能は、試薬を含むランニングコストの軽減化に大きく寄与します。また、フィールドから多くの意見を反映し計器構造を簡素化しました。

分析工程

                    
分析は、上記の15種類の工程で構成されています。反応セルに添加された各試薬は撹拌装置で十分にサンプル水と混合されpHの調整・妨害物質のマスキング処理及び適切な呈色反応が実行されます。最終的に呈色強度は吸光度として計算され予め標準液で作成された検量線よりシリカイオン濃度として換算されます。測定結果はLCDに表示されアナログ及びデジタル信号として外部に出力されます。分析後は、サンプル水を利用して接液部及び測定セルの洗浄を行います。

仕様
 型式  SI-4000S
 測定原理  比色法(吸光光度法)
 測定項目  イオン交換処理水、純水、超純水中のシリカイオン濃度
 測定範囲  0-100μg/L 0-500μg/L 0−5000μg/L
 測定精度  5%R.S.もしくは±1−5μg/L ※校正濃度・測定値により異なる
 分解能  0.1μg/L   ※測定値により異なる
 測定周期  6−8分     ※キー操作で可変
 サンプル流量  約500ml/分
 サンプル温度  5-40℃
 サンプル圧力  0.05−0.1MPa
 試薬消費量  約1L/月    ※10分の測定周期
 出力信号1  測定値 低/高 異常 リレー出力(125V/1A)
 出力信号2  計器異常/濁質・気泡混入・センサー(125V/1A)
 出力信号3  4−20mA(測定値)<250Ω Digital(RS485)
 出力信号4  計器状態 停止・測定・校正中など
 入力信号1  測定開始・停止
 電源電圧  100−240VAC 50/60Hz 約300VA
 寸法・重量  550(W)×750(H)×300(D)mm 約30kg
 消耗品  試薬1、2、3 校正用標準液 測定・光学セル ポンプチューブキットなど
※改良のため予告なく仕様変更する場合がございます。