株式会社ジェイ・エム・エスは水質分析計の開発・販売会社です。

お問い合わせはこちらから
TEL:03-5284-4012
MAIL:sales@jmsco.jp

製品情報

フッ素濃度分析計
型式:F-4000
特長
 □シンプルな設計構造
 □簡単メンテナンス
 □有害な試薬を使用しない
 □低濃度測定の安定性
 □簡単操作
 □ランニングコストの削減
 □pH検出機能
 □サンプルヒーティング機能
 □温度補正機能
 □トレンドグラフ表示機能
 □データ履歴機能
概要
F-4000は、長期にわたり低コストで信頼性のあるフッ素イオン濃度のモニタリングを24時間365日連続で提供することができます。お客様のサンプル性状に応じてpH検知機能よりTISABの滴下量を制御し温度制御することにより安定したフッ素イオンの検出が可能となります。また、TISAB処理で対応困難な妨害物質がサンプル水に多く含まれる場合、Internal Standard Methodの手法で妨害物質の影響を回避する機能も装備しています。

分析工程

分析は、上記の5種類の工程で構成されています。サンプルヒーティング工程ではフッ素イオンの活性化を補助的に促します。次の工程ではサンプル水にTISABが滴下されます。pHを監視しているのでTISABの過剰な滴下による誤測定を回避することが出来ます。最終的にISEよりフッ素イオン濃度が電気信号として検出されます。フッ素イオン濃度は予め標準液で作成された検量線でフッ素イオン濃度として的確に変換されます。測定結果はLCDに表示されアナログ信号及びデジタル信号として外部へ出力されます。測定が終了するとサンプル水もしくは洗浄水で接液部及び測定セルを洗浄し次の測定へ自動的に進行します。

仕様
 型式  F-4000
 測定原理  イオン電極選択法(TISAB併用)
 測定項目  排水中のフッ素イオン
 測定範囲  0-1000mg/L
 測定精度  ±5% ※校正濃度により異なる
 分解能  0.01r/L  ※測定値により異なる
 測定周期  <5分    ※キー操作で可変
 サンプル流量  約500ml/分
 サンプル温度  5−40℃
 サンプル圧力  0.05−0.1MPa
 試薬消費量  TISAB:約5L/月
 出力信号1  測定値 低/高 異常 リレー出力(125V/1A)
 出力信号2  計器異常/濁質・気泡混入・センサー(125V/1A)
 出力信号3  4−20mA(測定値)<250Ω Digital(RS485)
 出力信号4  計器状態 停止・測定・校正中など
 入力信号1  測定開始・停止
 電源電圧  100−240VAC 50/60Hz 約300VA
 寸法・重量  550(W)×750(H)×300(D)mm 約30kg
 消耗品  試薬1 校正用標準液 pHセンサ ポンプチューブキット ISEなど
※改良のため予告なく仕様変更する場合がございます。